この記事では、ReactのuseRefフックを使ったDOM操作の基本を紹介します。useRefを使ってDOM要素にアクセスし、ユーザーインタラクションに応じた動的な処理を行う方法を学びます。また、useRefを使ってコンポーネント内で状態を保持する方法も解説します。
useRefとは?その役割と基本
useRefは、Reactのフックの1つで、DOM要素に直接アクセスするために使用されます。`useState`とは異なり、useRefで保持する値が変更されても再レンダリングは発生しません。
const inputRef = useRef(null);
useRefを使ったDOM操作の例
useRefを使って、DOM要素にアクセスし、ユーザーがボタンをクリックしたときに入力フィールドにフォーカスを与える例を見てみましょう。
function TextInputWithFocusButton() {
const inputRef = useRef(null);
const handleClick = () => {
inputRef.current.focus();
};
return (
);
}
useRefで状態を保持する方法
useRefは、コンポーネントの状態を保持するためにも利用できます。例えば、useRefを使って、コンポーネントの間である変数の値を保持し続けることができます。
function Timer() {
const timerIdRef = useRef(null);
const startTimer = () => {
timerIdRef.current = setInterval(() => {
console.log('Timer is running');
}, 1000);
};
const stopTimer = () => {
clearInterval(timerIdRef.current);
};
return (
);
}
ReactのuseRefフックを使ったDOM操作の基礎のまとめ
この記事では、ReactのuseRefフックを使ったDOM操作の基本について学びました。useRefを使ってDOM要素にアクセスし、また状態を保持することで、効率的なReactアプリケーションの開発を実現しましょう。